どこでもIoTへの道のり

 

三ツ星産業の悩み

三ツ星産業は、太陽電池・LED・蓄電装置を組み合わせた警告灯を製造している会社です。

長年の悩みは、10年以上使っていただける製品がある一方、数年でトラブルを起こす製品があるということでした。 


原因は蓄電池にあり

トラブルの一番の原因は蓄電池によるものでした。

 ・保管時:スイッチオンのまま保管したため蓄電池が過放電して劣化

 ・運用時:想定より日照条件が悪く、深放電回数が増えてしまい劣化 


いかに過放電を防ぐか

量産品の場合、どうしても在庫期間が存在し、期間中もこまめなメンテナンスが必要です。また、販売後の管理はお客様次第なので、使い方によっては短期間で過放電してしまう場合もあります。このように、いかに過放電を防ぐかが、蓄電池を使う上でのポイントでした。


発想の転換

蓄電池が過放電を避けられないのであれば、過放電しない蓄電装置を採用しよう。そう考えた弊社は、電気二重層キャパシタ(電気二重層コンデンサ=EDLC)に注目しました。EDLCは化学反応ではなくイオン吸着によって充電するため、過放電による劣化がありません。ただし、EDLCの特性にあわせた回路や太陽電池モジュールが必要となります。


弊社の強みを生かす

EDLCに活路を見出した我々は、長年培ったノウハウで、EDLCに最適な太陽電池モジュールと太陽電池の利用効率をあげるMPPT回路を開発に取り組みます。


新しい警告灯の完成

試行錯誤の末アンゼンマンシリーズは、長期在庫が可能なさまざまな運用条件に対応できる警告灯に生まれ変わりました。詳しい説明はこちらへどうぞ。


そしてIoTへ

新しい警告灯を開発するなかで得た技術をIoTシステムに応用しました。

電気が届かない場所でも使えるIoT、それが三ツ星産業がご提案するIoT電源です。 

EC電源の説明を見る